気功効果を、さらに詳しく具体的にお話しましょう。気功を訓練すると、この結果、人体に対して以下のような効果が表われ、健康回復、健康増進が促されます。
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流感が流行する冬季、ある人は風邪に罹り、ある人は風邪をひきません。また同じ食べ物を食べても食中り(しょくあたり)する人としない人がいます。
中国医学では、ビールス性の病気でも外部環境を要因とするだけではなく、その人の持つ健康維持力、抵抗力と深く係わりがあるのを重視します。暑さ、寒さ、湿気といった外部環境が身体に影響を与えると、そこでその人の持つ正気が、環境から生まれたそれら邪気と戦いを始めます。
正気の防衛力が強ければ何事もありませんが、その防衛力が弱ければ病気を患ってしまうのです。
気功は真気を養い、正気を育てるなかで、病気を予防し、病魔と戦っている方には治癒へと導きます。
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精神の緊張度と健康は、深い相関関係にあります。人間はストレスという刺激を受けると、アドレナリン分泌が増加し、呼吸、心拍ともに速まります。それと同時に血圧が上がり、血糖値が増加するのが立証されています。ちなみにアドレナリンとは、心臓に直接働く副腎髄質のホルモンで、代謝促進、血糖値上昇、血中遊離脂肪酸を高める作用を果たします。気功はアドレナリン分泌を調節し精神的緊張を緩める働きをします。
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気功訓練は、分泌腺・血管・内臓などを支配する交感神経系統を緩める効果があります。緊張した神経に対してリラックス反応をもたらして、情緒の乱れを解消します。外部から大脳皮質に与えられた刺激反応を緩めるため、病気の回復力をつける有利な条件をつくりだします。
気功中の脳波を測定すると、振幅の大きなα波(アルファ波)がゆっくりとした周期で表れます。混乱をきたした大脳皮質の細胞を、正常状態に復活させて興奮状態を和らげているその証です。脳波中にα波が測定されるのは、身体各部の機能を統率し、また刺激の伝導路の役割を持つ中枢神経に休息状態をもたらして全身の各器官の機能を調和し、健康の維持、回復するための有利な条件をつくりだしているからです。
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気功中の脳波を測定すると、振幅の大きなα波(アルファ波)がゆっくりとした周期で表れます。混乱をきたした大脳皮質の細胞を、正常状態に復活させて興奮状態を和らげているその証です。脳波中にα波が測定されるのは、身体各部の機能を統率し、また刺激の伝導路の役割を持つ中枢神経に休息状態をもたらして全身の各器官の機能を調和し、健康の維持、回復するための有利な条件をつくりだしているからです。
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気功を集中して行えば、体内に温かい流れ(内気)を感じるようになります。経絡を気が通るのを実感できるわけですが、それは同時に、気と血の働きの調和をはかり、血管を流れる血液中の栄養物質にも好影響を与えます。
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健康な人間は、交感神経と副交感神経のバランスで、内臓・血管・腺などの機能を自動的に調整する自律神経の正常な機能を保っています。しかし、病気や異常なストレスを抱えている人は、交感神経に過度な興奮が起き、心拍が速まり、血圧が上がり、胃腸の蠕動運動が低下するなどの異常反応が現れます。気功を積み重ねると、異常反応が収まるばかりか、副交感神経の機能が強まり、心拍数、呼吸数が減って血圧の正常化が促されます。全身の筋肉、関節がリラックスするからです。
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気功訓練をすると、心に安らぎが生まれ安静時特有の横隔膜の上下運動による腹式呼吸が始まります。それは熟睡時よりも深い呼吸状態となります。その結果、人体のエネルギー消費量が下がり、体内に余った力を蓄えることとなります。
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気功法による腹式呼吸を続けると、唾液、胃液など消化腺の分泌物がふえます。胃腸の血液循環も、それに従い活発となります。横隔膜の運動範囲を日常の三〜四倍まで広げる結果、腹腔の内圧を高め胃腸の按摩効果を生みます。蠕動運動を高め、消化吸収の機能を強めることとなります。
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肺内に蓄えられた気泡数は、約七億五〇〇〇個といわれます。しかし、平常は蠕動運動をしない毛細血管があり、気泡のうち使われているのはごく一部といわれます。気功訓練後は、肺活量が目に見えて高まり、血管を流れる血液容量が大幅に増えます。
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気功法は自分の中に眠る潜在能力をひきだして、それを発揮することにあります。人間の脳細胞は約百四十億個あるとされていますが、われわれが日常生活において使うのは10数億個で、八〇〜九〇%は機能していません。普段、潜在能力として眠っている部分を顕在化して発揮させることで、心拍、血圧、皮膚電位、脳波をコントロールするのが気功による健康法というわけです。
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