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チベット密教-8 チベット密教の医学概念 復習
チベット密教の修行法を気功に取り入れるために、チベット密教とはどの様なものかを理解する。
1.人間の体は脈と体液と気で構成されている
2.脈は西洋医学の神経に該当し、人間の体は無数の脈でつながっている
脈の中枢(中枢神経)となる三脈は、脳、五臓六腑をコントロールしている
3.三脈は中脈、左脈、右脈からなる
いずれも会陰付近(海底輪)からスタートして、脳の中を通り中脈は百会付近(梵口)に、左脈は左の鼻に、右脈は右の鼻に抜ける(出口)
更に、中脈は眉間に達する(閉口)
4.脈と脈が交差するところを脈結という
中脈にある脈結を脈輪(七輪)といい、竹の節のように大きく沢山の脈と交差している
七輪は体の各器官とつながり、それぞれ管理している
- 海底輪 : 腎臓、生理を管理。すべてのエネルギーの源
- 生殖輪 : 性腺、卵巣、睾丸、前立腺を管理
- 臍輪 : 脾臓、肝臓、膵臓、副腎を管理。現時点の調子を維持するところ
- 心輪 : 心臓、肺臓、胸腺を管理
- 喉輪 : 扁桃腺、甲状腺、津液を管理
- 眉間輪 : 脳下垂体、海馬を管理
- 頂輪 : 松果体を管理。千本以上の脈とつながり(千口)様々な情報をキャッチするところ
生法宮は海底輪、生殖輪、臍輪を含む、生命活動がスタートする部分
5.体液は骨と筋肉を支え管理している
- 気 : 気、血
- 胆汁 : 津液(唾、リンパ液)
- 粘液 : 胃や食道の粘膜
6.気は体の機能を動かし調整するために、脈の中で働いている
- 命根気 : 生命活動を支える命の気
- 上行気 : 筋肉を収縮するなど上にあげる気
- 下行気 : 体の中の悪いものを流すなど下にさがる気
- 平行気 : 栄養を輸送する気
- 偏行気 : 栄養を吸収、分解する気
7.明点はエネルギーのかたまり
脈上、および脈以外のところに無数に存在して体の役に立つために働いている点で、成り立ち、役割により異なり常に変化している
- 離劇明点 : 体を支えるために働いている細微小の明点
- 錯乱明点 : バラバラで規則性がない明点
- 不壊明点 : 父母の精血から得る(遺伝)永遠に存在する明点
父からの遺伝による明点(菩提心)は頂輪にある
母からの遺伝による明点(紅菩提心)は臍輪にある
- 呪明点 : 中脈の中に存在し、鍛錬でイメージ、または得ることができる
- 風明点 : 中脈の中に存在し、鍛錬でイメージ、または得ることができる
- 物明点 : 体の組織と組織の間にある水で、浄と濁がある
浄 :精、血、津液
濁 :汗、鼻水、尿
8.体の三層構造
筋肉、骨よりも脈、気、明点が重要
肉体は鍛えることで、病気にならないように予防できるから、あまり重要でない
肉体を管理するものを重視(脈、気、明点という捉え方)し、更に、意識を加えて体の三層構造が成り立つ(天に通じる意識)
- 一層(粗身粗心) : 筋肉、五感など、目に見える部分
- 二層(細身細心) : バイオリズムなど目に見えない微妙な変化、第六感など、意識の部分
- 三層(細風心) : 潜在的に持っている天に通じる力で、風のように容のないもの
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