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チベット密教-15 チベット密教の練習法(手印-1)
1.手印
十本の指をそれぞれ組み合わせて、一定の形を作ることを手印という。
- 手印は、印相、契印(けついん)ともいう。
- 菩薩が手中で持つ物は印(輪、鈴、金剛棒、蓮花など)
(1)五本の指は五大を意味する
(2)右手と左手
- 右手は慧(えい)(性) 知恵を理解して溶け込んでゆく(悟性)
- 左手は定(さだめ) 一定、決まり、規則
(3)手印は五大と慧(えい)・定(さだめ)の組み合わせ
手の平と10本の指は無量、無限を表す。すなわち宇宙の表れ
十本の指の動きは曲げる、伸ばすなどを組み合わせ
礼・義、病の治療、呪、事業の成功、祝などを表す。すなわち天と地の変化の表れ
一般に紹介される組み合わせは300種類
最も使う組み合わせ16種類
(4)手印は“表里如一”(表と裏は一つになる)
外相(手印)と内相(心)が一体にならないと手印の効果が表れない
手印は身の具体的な表れ(外相)
本心は佛、菩薩の内相
本心と通じ精神統一することで、手印の機能を発揮できる
本心を通じて菩薩が心中に入り込み、自分が菩薩と一体化する ( 菩薩 ←→ 手印 ←→ 心 )
(5)表裏合一
- 宇宙のエネルギーが手印によって体内に入る。
- 体内の不備(悪い)のエネルギーを手印によって体外に出す。
すなわち宇宙エネルギーと自分エネルギーが手印により合一する。
( 宇宙エネルギー ←→ 手印 ←→ 自分エネルギー )
宇宙と一体化して循環(気功の新陳代謝と同じ)
2.手印の型(16種類)
手印は印母(いんぼ)から生まれた
最も使われている16種類の手印は十二合掌、四種拳からなる
- 堅実合掌 両手を合わせ、手の平を隙間なく合わせた合掌
- 虚心合掌 両手を合わせ、両手の平を少しあけた合掌
- 未敷蓮合掌 虚心合掌よりも、両手の平をあけた合掌
- 初割蓮合掌 未敷蓮合掌の状態から人差指、中指、薬指を蓮の花が開くように離した合掌
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