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チベット密教-12 チベット密教の練習法(口密-4)
三字根本呪は、修行の方法であり、修行の指導性、修行の目的でもある
1.《 唵(おん) 》 は、すべての総括であり、宇宙のすべてである
練習時のイメージ
ルート1
- 宇宙の空間を想像し、音声を発生する
発した音は、宇宙空間の遥か彼方に向かい、次第に聞こえなくなる
無声の唵になった時、宇宙と自分の融合の境界に達する
宇宙と自分が一体化する
ルート2
- 空を眺めると宇宙全体(唵)が唵(宇宙)に変わるとき
唵(宇宙)の字を観察していると、宇宙が次第に小さくなり
宇宙を飲み込み、自分の体が唵になり、合一する
2つのルートを使って合一し、唵の世界に飛び込む
合一することによって、世俗の人間から離脱して、無我、空を得る(融合と離脱)
2.《 啊(あー) 》 (唖)は、権威であり、すべての佛の母である
諸佛共同の種子の字で、啊からいろいろな佛が生まれる
万物は啊から生まれた
- 唵は、空相(何もない世界)
- 啊は、太初(すべてのはじまり)
唵を○(丸)にたとえると、啊は-(線)
○:どこがスタートかエンドか分からない
-:一本の線は始まりを表す
-(啊)から始まり、-(啊)が次第に伸びて、最後に○(唵)が出来上がる→不生不滅
唵(宇宙)の中で啊(生まれ)は次第に大きくなり、唵(宇宙)に溶け込み
啊から唵に変わる → 唵の発声で宇宙空間に入って啊を発声すると、唵の中に啊が生まれ、啊が唵に変わる
3.《 吽(ほん) 》 は、園満の修持(潜在の力をすべて出しきった最高の修行)の成果である
自分自性(持っているすべての性質)が表れたときが、吽である
吽字から、融入宇宙の唵字になれば(宇宙の中に入り、宇宙に溶け込めば)
- すなわち、涅槃(最高レベルの空間)である
- 気功では無の世界、禅では無から禅へ変わることにあたる
4.体への作用
- 脈に刺激を与える
- 脈結を明点に変える
- 脈をよく通るようにする
- 体の中の詰っている物を引き出しきれいする
- 頭の中の雑念を追い払う
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