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チベット密教-10 チベット密教の練習法(口密-2)
口密(こうみ):言葉を発する(真言) 気功の調息にあたる
1.呪語
チベット密教の呪語には、別の意味が含まれている
- 持呪、持明(明るく持続する)=自分の心の中(本心)から発声する不動のものであり、 最後には菩提心に通じる
2.音声念誦(ねんしょう)(発声)の種類
- 金剛念誦 : 口を動かさないで、舌を動かす
- 蓮花念誦 : 口を動かして、自分の耳で集中して聞く(自耳得聞)
- 言音念誦 : 口を動かすが、自分には聞こえない(他人得聞)
- 忿怒念誦 : 心から怒っている気持ちで発声する(厳声念誦)
3.経念誦(感覚、リズム)の種類
- 音声念誦 : すべての声がリズムになる
- 金剛念誦 : 口と舌を動かすが、転じて黙誦する(声を出さずに意識で誦する)
- 三摩地念誦: 心で誦する
- 真実念誦 : 字の意味に合わせて心で誦する
4.念誦法の種類
- 息灾(しさい)法 : 災難にあわないように、災難を抑える
持明 → 持誦
遅くならず、早くならず、一定のリズムで、 慈心(人を愛する気持ち)と相応する
- 増益法 : ますます元気に、なにもかもうまくいくように
金剛珠を数えるように喜悦心(嬉しい心で)と相応する
息灾(しさい)法より少し早めのリズム
- 敬愛法 : 相手を尊敬する、愛し愛される
リズムが早く、期望心(希望を持ちながら)と相応する
- 降伏法 : 体の中の雑を抑え、悪、病気にならないように
怒りながら、怒っている心と相応する
5.文字の意味
- 三字根本呪 : “唵啊吽(おんあーほん)”
チベットの発声に近い漢字を割り当てたもので、チベットの言葉ではない
宇宙意識と真言の音波(波長)、頻率(周波数)が同一になった時、共鳴現象が起こり、大きな力として発揮することが可能となる
真言は単調であり、リズムが作りやすく、自然にとけこみ易い
従って、空の世界に入ることが可能となる
それぞれの文字には意味がある
- 唵(おん) : 宇宙のすべての生命エネルギー
(人間の心臓と血液が流れる時の音など)
※ 脳が刺激される:頭が痛いとき、集中力が切れたときに 唵(おん)を繰り返し発声するとスッキリする
- 啊(あー) : すべての生命の始まりの音(エネルギー)
- 吽(ほん) : 宇宙と人間の潜在的なエネルギー
(丹田から発声)
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